韓国仙道

 ・石門呼吸について

 ・精・気・神とは

 ・丹田呼吸と石門

 ・体系的な修練指導

 ・修練課程一覧

 ・小周天

 ・大周天

 ・日本の石門呼吸

 ・石門呼吸の用語

 ・ご案内

 

 ・掲示板

 ・修道画像

 ・関連サイト

 

 

 

大周天

 

 大周天以下の修練では、呼吸のみおこない意識は、ただ丹田蓄気においてのみで、あとは心法だけを用いて修練する方法であった。これからは丹田にだけ意識を集中することは不要で、大周天は意識を用いて運気をする。この大周天は意識を使って運気しても、温養修練の効果により任・督脈ではいつも真気が蘇生する。かえって意識を使わないと、真気をどの方向へ送るかわからなくなって修練が不可能になる。

 大周天は「天の気」と「地の気」また天と地の間にある「天地間の気」が共に人体を流れることにその意義がある。いいかえると、人体の頭にある百会を通じて天気を受け入れ、足裏にある湧泉穴を通じては地気を、手の平にある労宮穴を通じては天地間の気を受けて相通させるのである。したがって、大周天運気は湧泉、労宮、百会を通じて、三気を流通させる方法である。

 大周天運気の時、止息の呼吸をするときにも、気の行き先に意識を先に立てて進めていく。意識を経絡が詰まっているところに集中すると貫通できる効果がある。この点が小周天の方法と違うことに注意すべきである。

 大周天運気はまず真気を下丹田から会陰へ送ることから始める。会陰に至った気は左足の湧泉まで、脚の中心を通じて送る。このとき、関節部位に塞がりがあって詰まる場合は、止息の呼吸を用いれば貫通できる。左右の湧泉に運気できたら会陰から中丹田に気を引き上げて、左右の労宮へと運気を開始する。こうして両方の労宮に気を流通させて、中丹田にこの気を回収したら、中丹田から上丹田に気を引きあがる。真気が上丹田に至ると、これを頭頂の百会へ送る。真気が百会に到達すると、大周天が完成するのである。

 これ以後は、継続して同じ方法で運気を反復する。これも小周天のように、一周するのに2分を過ぎない程度を目指すことである。大周天一周の時間が2分以内になるには、誰でも100周以内で達成できる。